障害需要の5段階
診断を受けておおよそ一か月がたった。
『”みんな”と一緒じゃない』という疎外感と
『注意されてもどうしようもない』というあきらめ感から
どこかぼーっとして感情が動かない。
親に言ったらどうなるんだろう、転職先は見つかるのか、
現職場の人たちに見捨てられるタイムリミットはいつなのか。
そんな不安に駆られて目の前のタスクから目を背けている。
『悔しい』、『どうにかしないと』、『必ず達成しよう』と思わなくなってしまった。
部活で、顧問にテストされて何度も落ちて悔しくて悔しくて、
絶対達成したくてずっと練習することができた私はどこに行ってしまったのだろう。
大学1年までは、”ひたむきに頑張る”ことができた私がいた。
しかし、要領と人脈で進級する大学生活で人間不信になり、
「心身の不調は気の持ちよう」という親(薬剤師)や教授(薬学部)の言葉によって
死んでしまったらしい。
『頑張る』、『あきらめない』、『努力する』を続けてもこの劣等感から逃れられないことが27年で立証されてしまった。
社会人なんだからそんなこといってないでどうにかしないとわかっているのに
人生で出せる根性を就職するまでで出し切ってしまったようだ。
どうなるもこうなるも、現職場にいないと衣食住が保てない。
まずは新人研修を終わらせないと…。
障害需要の5段階というものを知った。
障害の受容(克服)過程は「ショック期」、「否認期」、「混乱期」、「解決への努力期」「受容期」を経て,障害を克服していくと考えられている。(引用)
私はどこにいるのかなぁ。ずっと混乱期で足踏みしているようだ。