発達障害の診断が終わって10日くらいたった。
上司にも診断を報告した。知的障害はないが、ADHDやASDの特性があるので細かな作業とコミュニケーションが少々苦手。薬剤師としての就業を絶対にやめろとは医師に言われなかったと報告し。しばらくは、自己管理の範疇で特性と向き合い、業務しようと思っていることを伝えた。
上司たちの中で何をどこまで共有されているかわからないが、直属の上司はあまり怒らなくなった。あきれられのかというくらい怒るということがなくなった。
診断を受けて報告した以降、私自身が技術を冷静に習得することができている。やはりお説教されると始まる脳内の過度な自己否定が技術の習得、態度の改善を妨げていたのかもしれない。
発達障害に悩む社会人は、迷ったら診断は受けておいたほうがいい。
診断が出るまでに3か月はかかるし、診断が出るまでは不安が募りパフォーマンスは大きく落ちたので、気力体力が許すうちに受けたほうがいい。
『医師からの客観的な評価』というものは建設的に要望や悩みを伝えるにあたって大変役に立つ。例えば、「うるさい店舗だと集中できないから静かな店舗に移動したい」というより「医師から、発達障害の診断を受けており。感覚過敏の影響で音が多いところだと集中がそれることがある。自己管理で制御しようとしたが限界を感じたので、静かな店舗での勤務を希望します。」といったほうが話は聞いてもらえると思う。
診断を受けてから自分も少し考え方が変わった。
このステータスでどう生き延びるか、タスクを忘れないためにどうメモを残しながら業務するか、メモをなくさないためにはどうしたらいいかとか毎日が作戦会議だ。